古代のDIYバイオ:アーユルヴェーダワークショップ ~ インド医療の生命観と物質観を学ぶ ~
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2017.10.12 (木)
インド医療であるアーユルヴェーダは直訳で「生命の科学」。
昨今、日本では「美容やエステの一種?」「スピリチュアルな医療?」などのイメー ジで捉えられがちですが、現在では 世界保険機構(WHO)も推奨する医療の1つとなっています。毎日の生き方自体を医療と考え、自分と環境をハックする太古のバイオハッキングとも言えます。 自分の体の内部状態を知り、自分の体が必要とするものを古代の化学的知識を用いて身の回りの物質から作り、他者と関わる事も治療の1つ。そんなインド医療について学んでみませんか?
今回のワークショップではアーユルヴェーダが持っている物質観や生命観に触れながら、インド医療の文化面についてのレクチャーや薬作り、薬効の感じ方、いかにすべての事象が医療になりうるのかを学んでいく三回講座となっています。
インド医療に興味のある方、アーユルヴェーダを正しく学びたい方、DIYバイオに興味のある方におすすめです。
概要
日時:
・第1回:【基礎編】 9 月 28 日 19:00 ~ 21:00 受付終了
/ http://peatix.com/event/301568
・第2回:【味覚と身体】 10 月 5 日 19:00 ~ 21:00 受付終了
/ http://peatix.com/event/301575
・第3回:【行動編】10 月 12 日 19:00 ~ 21:00 受付終了
/ http://peatix.com/event/301577/
金額:
・各回参加 :2500円
・全3回受講: 7000円 受付終了
/
http://peatix.com/event/301573/
詳細
第1回:【基礎編】自分の身体のシステムを知ろう
体と環境の関係 ~ アーユルヴェーダのルールをまなぶ
【日時】9月28日(木)19:00~21:00
【場所】FabCafe MTRL
【内容】
・インド医療アーユルヴェーダのイントロダクション
・アーユルヴェーダの生理学
・アーユルヴェーダの身体観をもとに自分の体質を体の特徴から把握
第2回:【味覚と身体】自分の身体への良い影響を作る
味覚を使い前回に確認した自分の体質にあう「薬」作りの考え方と実践
【日時】10月5日(木) 19:00~21:00
【場所】FabCafe MTRL
【内容】
・アーユルヴェーダの化学と味の関係:味覚がケミカルセンサー
・前回に把握した自分の体質にあった薬作りを通して身の回りの食べ物などを使って
自分の体だけにあった、「薬」の作り方を学んでみます。
第3回:【行動編】行為が治療薬
アーユルヴェーダにおける行動によって身体や心理状態に影響を与えていく行動療法を通し身体と行動の関係を学ぶ
【日時】10月12日(木) 19:00~21:00
【場所】FabCafe MTRL
【内容】
・医療というのは病院の中だけではない、なぜ、日常の生活の中のあらゆるものが医療になりうるかのレクチャー
・利他行為という行動療法
・皆でどんな事が医療になるのかディスカッションの場をもうけてみる
インド政府認定アーユルヴェーダ医:日本人男性で最初のアーユルヴェーダ医になる。 1983年より統合医療を行うハタイクリニックにて、2008年より専属アーユルヴェーダ医として勤務。インドの病院で行う本格的なアーユルヴェーダの治療法の構築をアドバイザーとして同病院で行う。 ケララ州最優秀医師に送られるヴァーグバッタ賞を受賞したDrスシーラ サジの元で臨床研修、そのほか、SNAアーユルヴェーダ病院、プラーナダ・アーユルヴェーダ病院、ヴィシュヌ・アーユルヴェーダ大学病院などで研修を重ね、伝統医のもつ臨床アプローチを学ぶ。2014年より、オープンで市民参加型のDo-It-With-Othersな医療の構築、バイオハッキングのシーンとの融合を目指す。時々良くも悪くも壊れる。変。 略歴: グジャラート・アーユルヴェーダ大学卒 ハタイクリニック専属アーユルヴェーダ医 日本アーユルヴェーダ研究所理事 日本アーユルヴェーダ学会理事 日本アーユルヴェーダスクール講師、英国アーユルヴェーダカレッジ講師