2018.03.20 (火) 19:00 –

プロトセルとウェットなオートマタ生成ワークショップ

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2018.03.20 (火)

BioClubではバイオテクノロジーの実践ワークショップを開催しています。
今回は生命の根源的な単位である「細胞」の生成に迫ります。アーティストのホアン・カストロを招き、細胞の構造を単純化し化学物質で生成するワークショップを行います。

今日、化学や合成生物学をはじめとして、さまざまな技術が進歩し、生命らしい技術も加速しています。生きてない素材から生命プロセスが生まれる、ということは、可能性があると同時に、生命そのものに関わる大きく、重要な倫理性を意味します。私たちは、生命らしい技術について倫理やアート、哲学などあらゆる分野にわたる課題に直面することになるでしょう。このワークショップでは、細胞のモデルであるプロトセルやウェットなオートマタについて、ハンズオン形式のワークショプで実際に体験します。一緒にこのテーマについて考えてみましょう。

1、細胞に近く最もシンプルなモデルであるプロトセルとは?
2、生命らしい技術は、役に立つのか? アート(や哲学)では、どんな可能性がある?
3、生命らしい技術の倫理性の問題ってどんなこと?

講師 : カストロ・ホアン(アーティスト、ソフトマター研究者)
場所:BioClub / Fabcafe MTRL 東京都渋谷区道玄坂1丁目22-7 道玄坂ピア2階
日時:2018年3月20日(火)19:00 ~ 21:00
定員:15名、事前申し込みが必要です。定員になり次第、締切とさせていただきます。
参加費:¥1,500 (学生: ¥1,000) ※試薬、シャーレなど実験材料費を含みます。
申し込み(Peatix):https://bioclub-wetbot.peatix.com/view
協力
:東京大学大学院総合文化研究科豊田研究室 http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/...

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ホアン・カストロ

コロンビア,ボゴタ出身で東京在住のアーティスト、ソフトマター研究者。時代によって刻々と変化する生物と無生物の境界線や、生命の起源、生命の再定義をテーマにハイブリッド・インスタレーション作品を制作。 多摩美術大学で博士号(メディア芸術)取得。早稲田大学理工学術院電気・情報生命工学科岩崎秀雄研究室で日本学術振興会特別研究員として 研究活動を経て、南フランス、マルセイユ大学のナノサイエンス・センター(CINaM)で研究活動を行い、現在、東京大学大学院総合文化研究科豊田研究室で研究活動をしている。2008年より日本国内外の美術館や、アート& サイエンス・フェスティバルで作品発表、また様々な学会で活動中。Science Gallery(アイルランド)、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] (日本)、The Central House of Artists(ロシア)、 The Estonian Museum of Applied Art and Design(エストニア)、The Esther Klein Gallery(アメリカ合衆国)など多数の展示歴あり。

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